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統合失調症は目が眩しい

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19歳で統合失調症の診断をもらったメイの話。

メイが良く言っていた「目が眩しい。疲れる。」外に出ることが億劫になりいつも布団の中。寝ていないのだ、眠れないから疲れたり、色んな症状が起きてしまう。

外へ出て気分転換でもと私は思う。雨は嫌いだから天気のいい日にアイスを買いに行こうと誘う。それでも買い物に行くまでに疲れてしまい、「なんでもいい。早く帰りたい。」と言う。キツい思いだけが残ってしまう状態になることがほとんど‥。

私の実話をもとにメイが外出できるまでをお話しします。

  • サングラスを試す(色味は自分仕様)
  • タイミングがあることを理解し自分で情報を増やしていく

統合失調症は今では100人に1人とかなり確率が高く苦しんでおられる方が多くいらっしゃる印象です。

介護の仕事を長年従事している私は統合失調症の症状・特徴を把握していて理解している方だと思います。しかしながら何もわかっていなかった。後悔することになっていたかもしれないという反省も込めて記事にします。

今では友達と外出できるようになり、バイトもできるようになりました。

そこで今回は「目が眩しくて痛い」についてお話しします。

「目が眩しくて痛い。疲れる。」

買い物に行ったり病院に行ったりしても「目が眩しくて痛い。疲れる。」

雨だけで表情はすぐれないし、カミナリなんてもってのほか。

家にこもってばかりなので天気の良い日に買い物に誘う。

なのに目が眩しいと言い、スーパーでの買い物は行き帰りも含め1時間弱でも体力がもたない。

帰宅するとすぐにベッドになだれ込む‥。その後はこんこんと眠る。

私だって眩しいしなんだったら目は痛いよ?そんなに日差しが強い時間を選んでないけど。

なぜ、こんなにストレスに弱いんだろう‥。と私はメイが辛そうな姿を見て思う。そして食材を選ぶことができなかったなんて思う自分がいて、心の中で少し落ち込んでしまう。

いやいや何かあるのかもしれない。病院受診時にお尋ねしてみる。

先生は興味深く話を聞いてくださり「目が眩しいというより情報量が多いんじゃないかな?例えば車とかが動くことを見るのがストレスとか、買い物中パッケージの色が気になりすぎちゃうとか。」

メイ「あ!そうです!色んなことが気になって見てしまうけど、それが余計に疲れる。」

私「え?そこ?陽が眩しいんじゃなくて?」

情報処理能力

先生「時々、同じような相談を受けます。細かい物の情報まで処理しようと頭が働こうとしちゃうんでしょうね。」

メイ「他の人はそんなに気にならないんだ。知らなかった。」

私はびっくり。そういえば小さい頃から良く人の観察をしており、「あの人〇〇やったね。」「ちょっと嫌な顔してたね。」など口にしていた。あの頃から他のことでも色々なことが気になっていたのか‥。

先生「メイさんにとっては当たり前なことでも体力を奪ってしまうから、家から出る機会をも減らしてしまっているんでしょうね。時間が違うと疲れ方は違いますか?」

サングラスとタイミング

メイ「確かに時間が違うとちょっと違う気がします。散歩は時々夜やってるし。」確かに夜の散歩は驚くほどする。2時間は平気ですることがあるため私は家に帰ってくるまで気が気ではない。

メイ「でも買い物場所はいつ行っても無理なところがあります。眩しいとか空気とか音とか。」買い物場所はほぼ固定していた。違う買い物場所は嫌がるのだ。あっちのスーパーの方が安いんだけどなあ。と私は思いつつ。

先生「簡単な方法はサングラスをかけることかな。色味からのストレスだけでも減らせると思うよ。サングラスの色味によっても変わるみたいだから試さないといけないけど。好きなことへの関心は強いと思うからそのときは外す。この時は大丈夫、この時はきつかった。っていう情報を自分が知っておくことがいいね。」

「あとはタイミングかな。体調によっても違うから。同じ時間で同じ場所に行ってもこの前は平気だったのに今日はダメだった‥。なんて思わないで今日はタイミングが良くなかったんだくらいの気持ちで良いんじゃないかな。もちろん反対にこの前ダメだったのに今日は平気!っていうこともあるから。自分のタイミングを知っておくことで外出できることが多くなってくるといいね。」

私は胸が苦しくなった。理解したつもりになっていて【ここは嫌がっていたから行かない】なんて何の対策もせずにこの子を外から遮断して布団に包んでいたのかな。

病院の帰り、近くにメガネ屋があった。誘うと乗り気だったため色味の違うサングラスを2本買った。

サングラスを使用してから劇的に変わった。買い物で一緒に選べるようになったのだ。徐々に時間も色々試せるようになった。もちろん疲れて寝てしまうことはあったがそれでも私は嬉しかった。どこかに一人で買い物に行き、かわいい水色レンズのサングラスとメガネチェーンまで買ってきた。(私が買ったのもは使わなくなった。このやろう。)

お守りのような効果なのかもしれない。

また、友達と出かけられるようになった。好きなことだから外出時間も長い。帰宅してぐったりしていることも見られるが「自分で試してみてる」なんて言うようになった。今ではバイトもできるようになったのだ。

まとめ

担当医がメイに合っていた。と言うことが前提ではある。もちろん薬の調整も行われた。

しかしながら相談をし、助言をいただき試していなかったら、私はメイのことを理解できていなかったし今頃メイはどうなっていたのだろうと思うと背筋が凍りつく。

外に出れない。怖い。疲れる。

外との関わりを遮断してしまう理由は人によって違うだろう。本人にとっても理解できていない事もあるのかもしれない。しかし一人にしておくには辛い長い道であることは間違いない。

試してみる価値はあるように思う。

  • サングラスを試す(色味は自分仕様)
  • タイミングがあることを理解し自分で情報を増やしていく

買い物さえ行けない方もいると思います。

今ではネットでメガネが買える時代に生きています。共に一緒にパソコンで選べるかもしれない。選べなくても自分用に買ってみたと言って、子が気に入れば渡せばいいくらいの気持ちで購入する手もあります。(何回も言いますが私が買ったのもはどこに行ったんや)

一人でもメイのように外出ができる子が居ますように!

メイは自分で耳栓も買いました。またのお話で。

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